19世紀後 フランス ブロンズ 猪 オイル式テーブルライター 海獣牙 灰皿

19世紀後 フランス ブロンズ 猪 オイル式テーブルライター 海獣牙 灰皿

販売価格: 189,000(税込)

商品詳細

COMMENT/19世紀後半、フランスの動物彫刻の黄金期に制作された、猪型のオイル式テーブルライターです。

本品最大の特徴は、当時の紳士たちが葉巻を楽しむための「火種」を保持する種火式ライターとしての機能を備えています。

尻尾を引き抜くとオイルを含ませる芯が現れます。当時の社交場では、マッチでこの芯に一度火を灯し、無臭の炎で葉巻に着火する贅沢な作法が好まれました。

着火機能を持たないからこそ、当時の紳士がマッチの硫黄臭を嫌い、葉巻の香りを純粋に楽しむためにこだわった「火の運び手」としての美学が詰まっています。

力強い躍動感を見せるイノシシの彫像は精緻なブロンズ製。その足元には、贅沢に切り出された海獣牙(推定セイウチ)を用いた楕円形の灰皿が配されています。
両耳には小さな蓋(栓)があり、チェーンで繋がれています。これはタンク内の気圧を調整した精巧な機構です。

経年による深みのあるパティナ(古色)が美しく、毛並みの一本一本まで丁寧に仕上げられた上質な逸品で、
デスクに置くだけで、19世紀のフランスの書斎の空気感を醸し出す、資料的価値も高いアンティークになります。

• 国: フランス
• 年代: 1890〜1900年代
• 素材: 本体・ブロンズ、灰皿・海獣牙と真鍮
• サイズ:幅約12cm 高約7cm