ルルドの聖母 マリア像 N.D. DE シルバー フランス アンティーク

COMMENT/1900年頃に制作されたフランス南西部ルルドの聖母を象った、小さなシルバー製の聖像です。

経年によるシルバーの変色の落ち着いた光沢と、静かに祈る姿が印象的です。台座は木とアイボリー色の素材で構成され、当時の巡礼土産や家庭の祭壇用として大切に扱われたものと考えられます。

「N.D. DE LOURDES（ノートル＝ダム・ド・ルルド）」とは「ルルドの聖母」を意味し、1858年にベルナデット・スビルーの前に聖母マリアが現れたという奇跡に由来します。その後、ルルドは世界的な巡礼地となり、癒しと信仰の象徴として多くの信者に敬われました。

シンプルながらも、静謐な祈りの空気を感じさせる美しいアンティークです。ルルド信仰や聖母像のコレクションにふさわしい一点です。

おまけとして同じタイミングで入手した1940年代頃の聖母マリアのホーリーカード二枚をお付け致します。

•　年代：1900年頃
•　地域：フランス
•　素材：シルバー（本体）木製台座
•　サイズ：高さ 約9cm
•　コンディション：台座木部の一部に小さなカケあり