聖母子像 リモージュ陶板 ソーイング スタンド アクセサリー ナポレオン3世時代

COMMENT/19世紀フランス・ナポレオン3世時代に製作された、リモージュのハンドペイントの陶板画聖母子像を備えた、優美なソーイングスタンド（裁縫用具台）です。

黒く艶やかな木製台座に繊細な旋盤細工を施し、中央には陶板に手彩色で描かれた柔らかな表情の聖母子像がはめ込まれています。左右には当時の裁縫作業に用いられたピンクッション（針刺し）が残り、女性たちの祈りとともに手仕事を行っていた情景を想わせます。

この時代、ナポレオン3世の皇后ウジェニーは深い信仰心で知られ、宮廷から家庭へと「信仰と美の融合」が広まりました。本品はその文化的流れを映す一品になります。

現在ではアクセサリースタンドやロザリオ置きとしてのご使用もおすすめですし、指輪やピアスを飾れば、聖母子の穏やかな微笑とともに、ナポレオン3世時代の静かな気品と信仰の香りを現代の空間に優しく映し出します。またデスクやドレッサーを彩るオブジェとしても美しいアンティークです。

•　年代：ナポレオン3世時代
•　国：フランス・リモージュ地方（陶板）
•　素材：陶板・木製
•　状態：陶板良好。アンティークならではの時代感、小キズあるも全体的には良好。
•　サイズ：高約18cm　底部径約11cm