18世紀フランス アンティーク 陶板画「福音書記者 聖マタイ」

COMMENT/18世紀フランスで制作された陶板画。

キリスト教の十二使徒にして福音書記者である「聖マタイ」が書物を開く思索的な姿で描かれています。

コバルトブルーの背景に金彩で描かれた光輪が柔らかく浮かび上がっています。そして聖マタイの老成した姿は、深遠な精神性を湛えており、表情はとても穏やかで頬やまぶたには淡い赤みが差し、人間味のある温かさを帯びています。髪と髭は細かい短いストロークで丁寧に描き重ねられています。

深く静かな気配を湛え、祈りの時間を象徴するような小さな陶板画。アンティークの宗教美術コレクションとしても、インテリアのアクセントとしてもおすすめできる逸品です。

約300年近く昔のアンティークにつき、微細なヘアラインはありますが、目立つ破損などは無く良好なコンディションです。
アンティーク調の額に額装されています。額は古い物ではありません。

•　年代：18世紀
•　国／地域：フランス
•　素材：陶板
•　サイズ：陶板・約8cm x 6cm　　額約17.5cm×17.5cm