アレクサンドラ王妃 胸像 英国エドワード7世王妃 アンティーク

COMMENT/英国＆デンマーク王室ゆかりの優雅な胸像
英国アレクサンドラ王妃（Alexandra of Denmark, 1844–1925）を象った、美しいアンティーク胸像です。

モデルとされたアレクサンドラ王妃はデンマーク王女として生まれ、後に英国エドワード7世の王妃となった人物。繊細な美貌と気品、そして特有のチョーカースタイルはヴィクトリア朝宮廷の象徴として知られています。本作でも彼女の端正な横顔、重ねた首飾り、当時の宮廷衣装の豪奢なディテールが丁寧に捉えられています。

胸像は、デンマークを代表する女性彫刻家ニールシネ・ピーターセン（Nielsine Petersen, 1851–1916）が制作した王妃像をもとにしたモデル。ピーターセンは19世紀後半に活躍した女性彫刻家で、王室・文化人の肖像制作で高い評価を得ました。その優美で品格ある造形の特徴が、この作品にもよく表れています。

本体はブロンズ調の合金製で、クラシックな佇まいを引き立てる台座と美しく調和し、飾るだけでヨーロッパ宮廷風の雰囲気を漂わせる気品あるインテリアオブジェです。

•　年代：/1908の刻印あり
•　国／地域：英国／デンマーク
•　素材： スペルター合金
•　サイズ：高約22cm　幅約13cm